2024/08/04 08:16
■最後はぜんぶ土に還る
いふくとの服作りはこのコンセプトをたいせつにしています。
使用している布は綿、麻、絹、ウールといった自然素材です。
糸も綿か絹糸で、一部にウエスト部分にゴムを使用していますが、それ以外はできるだけ自然に還るものを選んでいます。
■育てる喜びを共に
特にリネン(麻)は洗うたびに干すたびに風合いが変化し、育ちつづけます。
そして、服としての役割を終えたあとは、アップサイクルすることで新しい役割や居場所を与えることもできます。
例えば、袋や雑巾に作り変えたり、そのままハサミで切って家のお掃除に使ったあと、
土に埋めると微生物のエサとなり、やがて土に還ります。
こうして、私(たち)のくらしをつくり、支えることが、循環型の生き方へとつながります。
これが”いふくと”のミッションでもある「猫と地球にやさしく生きる」につながってゆきます。
■マーク「*」の意味
服についているマーク「*」には特別な意味があります。
これは作者であるAKKYが手縫いで一針一針ちくちくしている、AKKYのスペルを重ねたデザインです。
大量生産ではなく、誰かを思ってつくる服づくりであり、AKKYには「明るく歩む」という意味があり、
このマークがお守りのように感じていただければ幸いです。
(AKKYの本名は明歩で通称あっきーつまり、*=AKKY=明るく歩む)
■共に歩み・変化する
いふくとのつくる服はただの服ではありません。
それは「居場所を作る」ための一歩です。たくさんの「私」が集まって、いつか「私たち」の社会で誰もが居場所を見つけられるように。
布と共に変化し、社会の変化の一歩をいっしょに歩んでいけたら幸いです。